2009年4月15日水曜日

文章化してみる1



先日建築学会賞受賞が決まった石神純也さんのKAITについて考えてみる。
2週間前くらいには受賞が決定していたようですが…。

構造家は小西泰孝さん。


大きな屋根を浮いているかのようにかける。
設計当初のコンセプトはこうであったようです。

そしてその無重力感を紙のようにうすい柱が並んでいることで実現しようと。

そこで問題となったのが、柱を薄くすることでおきてしまう座屈現象なわけです。
では座屈はどうして起こるのかと考えると、ある一定以上の荷重を圧縮でかけると部材が弱軸の方向にたわんでしまう。

座屈耐力式を見ると、座屈は部材長さ、断面、材料などによって決まる。

よって普通は断面を大きくしたり、長さを短くする(間に座屈を止める材)などで座屈耐力をあげていました。


ここで転換、じゃあ耐力自体を変えなきゃいいじゃない。
つまりは柱の本数を増やすことで荷重を分散、座屈を解消したのがあの建築となる。

他にも自身の水平力を受けるためにプレストレスをいれていたりしますが、

数式からそういう発想の転換があった作品なんだと思います。

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